概要

生産計画入力は、製造する予定を入力する画面です。月で製造する個数が決まっているようなものは、その内容を入力し、不足を補うような製造をする場合は、未引当一覧などの情報から生産計画を入力することとなります。不足を補うような生産計画を立てるようにすると、余分な在庫を持つ量を減らすことにつながります。

 

項目説明

生産計画No

編集・削除を行う場合は、該当の生産計画Noを入力します。登録時には、空白のまま登録することにより、自動的に番号が採番されます。もちろん、好きな番号を入力することもできますが、自動採番にすることをお勧めします。

品目CD

製造を行う品目コードを入力します。すべての品目を登録することができますが、品目の工程構成が登録されていない場合、工程展開を行う際にエラーとなります。

生産数

製造を行う数量を入力します。単位は在庫単位です。

展開基準

工程展開を行う方法を決めます。展開基準を決めることによって、後から入力する開始日・納期のどちらを入力するのかが決まってきます。

  1. 開始日基準

製造を開始する日を基準として、工程展開を行います。

  1. 納期基準

製造を完了する日を基準として、工程展開を行います。

開始日

開始日基準の時に、開始日を入力します。開始日は時刻まで入力ができます。時刻を入力することによって、作業を始める時間を指定することができます。時刻を指定しない場合、工場マスタの「開始時刻」が作業の始まりの時間となります。

納期

製造納期を入力します。製造納期は在庫的に言うと、在庫が完成計上される日(在庫が増える日)となります。受払予定がマイナスにならないように設定する必要があります。また、開始日指定の場合は、納期入力は任意となります。納期未入力の場合は、工程展開までの仮として、納期を次のように決定します。

納期 = 開始日 + 品目マスタの手配リードタイム + 品目マスタの安全リードタイム

工程展開が行われると、脳底展開された結果が納期としてセットされます。

計上倉庫

製造完了した製品を計上する倉庫を指定します。

品目CD入力後、倉庫CDが未入力ならば、品目マスタの計上倉庫もしくは主倉庫が設定されます。

展開状態(表示のみ)

展開状態を表示します。「展開」「未展開」が表示されます。

状態(表示のみ)

生産計画の状態を表示します。

状態

説明

自動

システムが自動的に作成した状態のもの(修正を加えていない)

作成

生産計画を手入力で作成した状態。もしくはシステムが自動的に作成したものを修正した状態

展開

工程展開が行われた状態

仕掛

製造が開始された状態

完了

製造が完了した状態

強完

製造が強制完了された状態

 

発行予定日(表示のみ)

製造指示書の発行予定日を表示します。

発行日(表示のみ)

製造指示書が発行された日を表示します。

生産種別(表示のみ)

生産種別には2つあります。見込生産と受注生産です。このシステムではどちらにも対応しているので、その種別を表示します。

製造開始日時(表示のみ)

工程展開によって計算された、製造開始日時を表示します。

製造終了日時(表示のみ)

工程展開によって計算された、製造終了日時を表示します。

まとめ生産計画No(表示のみ)

将来拡張用です。

最上位手配情報 手配種別(表示のみ)

紐付手配の時の最上位の手配種別を表示します。現在のところ「生産」のみです。

最上位手配情報 手配種別(表示のみ)

紐付手配の時の最上位の手配種別を表示します。現在のところ「生産」のみです。

最上位手配情報 計画No(表示のみ)

紐付手配の最上位の計画Noを表示します。

親手配情報 手配種別(表示のみ)

紐付手配の時の親の手配種別を表示します。現在のところ「生産」のみです。

親手配情報 計画No(表示のみ)

紐付手配の親の計画Noを表示します。


紐付出庫情報 出庫種別(表示のみ)

この生産計画が自動で作成された原因を表示します。例えば、受注を補うために自動で作成されたら「受注」、所要を補うために作成されたら「所要」と表示されます。

紐付出庫情報 計画No(表示のみ)

作成元の計画Noが表示されます。受注であれば受注No、所要であれば所要計画Noとなります。

 

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