機能 |
説明 |
見積管理 |
見積の状況を登録・変更・削除を行うことができます。また見積に対する確度の履歴を持つことができるようになっています。見積を登録することによって、受注の登録にも連携できるようになります。見積の登録が溜まっていくと、営業担当者別または得意先別の分析表も出力できるようになります。見積が不必要な企業は、使用する必要はありません。 |
受注管理 |
受注の内容を登録・変更・削除を行うことができます。受注は1伝票に対して10明細までの伝票形式での登録となります。受注の登録は、受注生産・見込生産に対応しています。1明細毎に切り替えることもできます。受注生産の場合、自動で生産計画が作成され、見込生産の場合、出荷日に在庫のマイナス予定が立ちます。 |
生産管理 |
生産管理は、生産計画を登録・変更・削除を行うことができます。生産計画は、生産する製品の種類や数量を決定し、それに基づいて生産のタイミングを決定するものです。このシステムでは、生産計画を開始日で指定したり、納期で指定したりすることができます。登録された製品は、納期に在庫がプラスになる予定が立ちます。 |
工程管理 |
生産計画を工程展開し、生産計画の各工程の開始日・終了日を求めます。またそれと同時に部材の必要日と必要量を算出します。作成されたデータは、それぞれ変更することもできます。また、工程展開した結果を、ガントチャートを使用して、生産管理の進捗やスケジュールを把握することができます。ガントチャートではスケジュールを視覚的に変更することができます。 |
所要支給管理 |
工程展開により作成される部材の必要数と必要日を管理します。このシステムでは、工程展開を行うと、自社内で必要となる所要計画と外注先で必要となる支給計画が算出されます。ここではそれらを編集し、在庫の過不足がないように調整することができます。所要計画を立てることによって、必要日に在庫がマイナスとなる予定が立ちます。 |
発注管理 |
製造を行う上で必要とする部材を、供給業者から適切なタイミングで適切な量を適切な価格で調達するための過程を管理します。発注入力により業者への手配計画を立て、受入入力により計画に対する実績を入力していきます。発注を登録することによって、納期に在庫がプラスになる予定が立ちます。 |
外注工程発注管理 |
工程展開を行うことによって、工程の一部を外部の企業に依頼することができるようになります。これが外注工程発注です。このシステムでは、工程外注発注はただの注文等ではなく、工程の進捗と強く結びついています。外注発注の受入を行うことにより、その工程の進捗に反映されるようになります。 |
自動手配 |
このシステムでは、自動手配と定量点手配の機能を備えています。自動手配はMRPのことです。自動手配はでは、未来の在庫の増減に従って、不足が起こらないように生産計画や発注が自動的作成されます。もう1つは、定量点手配です。定量点手配は、現時点で定量点を割った品目に対して自動的に手配をかけるようになります。 |
実績管理 |
作業実績を登録。変更、削除することができます。作業実績を登録することによって、生産計画の進捗状況に反映します、また最終工程の実績入力においては、在庫が計上されるようになります。 |
出荷管理 |
出荷実績の登録・変更・削除を行うことができます。出荷実績の登録により、受注に対する進捗状況がわかるようになります。また、出荷がスムーズに行えるように、出荷指示書を発行し、そのからの一括入力機能も兼ね備えています。また、品目に対するロット管理を行うようにすると、出荷を起点にしたロットトレースも行えるようになります。 |
在庫管理 |
在庫管理では、現在の在庫量をリアルタイムに把握できる機能と将来の在庫の予測を見ることができます。その他にも在庫に関するさまざまな機能を有しています。 |
売掛管理 |
受注に対する売掛を管理します。このシステムでは、販売管理のような入金処理などはなく、単に請求書の発行までつなげている単純なものです。 |
買掛管理 |
発注に対する買掛を管理します。このシステムでは、販売管理のような支払処理などはなく、単に月単位で買掛金額を集計するだけの単純なものです。 |
棚卸管理 |
実際に保有している在庫と帳簿上の在庫が一致しているかどうかを確認し、修正する機能を持っています。このシステムでは、全体ではなく部分棚卸ができるような機能を持っています。 |
月次・年次処理 |
月次・年次処理では、売掛・買掛・在庫の締め処理を行います。 |
原価管理 |
原価管理では、企業が製品やサービスの提供にかかるコストの管理ができます。このシステムでは、標準原価算出の機能と実際原価算出の機能を兼ね備えています。標準原価は、工程構成や部品構成のマスタから製品毎に算出され、実際原価は、生産計画毎に入力された実績より算出されます。標準原価と実際原価を比較することによって、利益が確保されているかどうか把握することができます。 |
臨時処理 |
ここでは、初期在庫設定や在庫再計算などの臨時の処理を実行することができます。 |
マスタ保守 |
このシステムを動かすうえで必要となる情報を管理します。 |
インポート |
システムの立ち上げ時にマスタ入力を簡易的に行うためのインポート機能を有しています。この機能を使用すれば、労力少なくマスタ整備をすることができます。 |
システム |
この機能もマスタ保守の一部ですが、システム管理者のみが扱った方が良い機能をこちらに揃えています。この中に用意されているマスタはシステムの計算結果に大きく影響するようなものばかりです。初期設定では管理者のみが表示できるサブメニューとなっています。 |