概要

稼働時間マスタは、リソース(設備や人)が1日の中で稼働できる時間を設定するマスタです。工程計画を算出する際に、日毎の稼働時間を求めて、工数を割り当てていきます。稼働時間マスタは複数の稼働時間を設定することができます。作成された稼働時間は設備マスタや担当者マスタで割り当てていきます。

稼働時間はさらに日毎に設定することもできます。例えば機械のメンテナンスにより〇月〇日~〇月〇日までは午前中しか稼働できないということならば、その期間の稼働時間を稼働時間詳細マスタにて変更することもできます。

設定する意味合い

稼働時間を設定することにより、工程の稼働時間を算出することができるようになります。

例えば、ある工程で作業時間が4時間必要な場合。設備の稼働時間が9:00~12:00、13:00~16:00であるとします。工程の開始時間が10:00とすると稼働時間を考慮して10:00~12:00の2時間、13:00~15:00の2時間が割り当てられます。

 

項目説明

項目名

必須

説明

稼働時間CD

稼働時間のコードを登録します。

稼働時間名

稼働時間の名称を登録します。

時間帯1~10

 

稼働時間は10個まで登録できます。

時間帯1は必須です。

時間帯は工場マスタの始業時間に影響されますので、必ず工場マスタの始業時間が間違いがないことを確認してから入力してください。

例えば、3勤制である場合、

工場の始業時間が朝の8時であるとすると

8時から翌日の8時の間で設定をしていきます。

例えば23:00~02:00の時間帯でも設定できるようになります。

 

メニューボタン説明

項目名

説明

詳細

左のリストの稼働時間を選択し、「詳細」ボタンを押下すると稼働時間詳細マスタが起動します。稼働時間詳細マスタにより、日毎の稼働時間を変更することができます。

 

その他

稼働時間を登録するとリソース(設備、担当者)マスタにて紐づけることができるようになります。

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